北白川天神宮の御祭神少彦名命は北白川一帯の産土神として、我国病気平癒健康長寿の神として、古来、里人から篤く崇敬されてきました。千二百年の伝統を今に受け継ぐ御弓祭、高盛御供をはじめ、季節ごとの行事神事は、北白川の里人によって、幾久しく守り続けられてきました。
1月1日
歳旦祭
旧年中の神恩に感謝を捧げ、世の平穏と、新しき年が良き年であるよう祈願する。
1月 (成人の日の前日)
御弓祭
伝統の作法で恵方に矢を放ち、悪疫災厄を祓う。口伝による祝言、謡曲と続く。
2月 (立春の前日)
節分祭
人形(ひとがた)のお焚き上げを行い、大祓詞を奏上して、罪や穢れを祓い清める。
6月30日
夏越祓
茅の輪をくぐり、罪や穢れを祓い清めて、暑い夏を無事に過ごせるよう祈願する。
7月
夏祭り
北白川天神宮前広場には若中会らの出店が立ち並び、地域のこどもたちで賑わう。
10月
秋季大祭
高盛御供
夜を徹して調製され、円錐形に高く盛り付けられた三基の神饌を、神前に献上する。
神幸祭
山上の御本殿から御旅所の御神輿へと、御神霊を御羽車にて、お遷しする。
万燈
御旅所の御神輿前に参拝して、ろうそくの灯を献ずる。感謝と祈りを捧げる。
還幸祭
御神輿を担いで北白川の里内を巡り、山上の御本殿へと御神霊をお納めする。
鉾
北白川天神宮の持つ三つの鉾は、飾金具に各鉾それぞれの鉾紋を現わしている。壱の鉾は薙刀に兜、弐の鉾は葵に菊、参の鉾は鹿に紅葉。
11月
七五三まいり
こどもの健やかな成長を祝い、感謝を捧げて、健康と幸せを祈願する。
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